碓井流活法 稽古日誌 第2回 2019/2/11

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

 

2回目の稽古です。

 

 

活法については、こちらをどうぞ。

 

・今回習ったこと

  • 碓井流活法の心得 その2
  • 活法指圧
  • 骨盤調整
  • 背部の調整
     ・上部胸椎
     ・下部胸椎
     ・腰椎
  • ・骨盤と状態の捻れの調整
  • ・脊柱起立筋の調整
  • ・肋骨の調整(3種)

 

・碓井流活法の心得 その2

 

 

活法は柔術の裏技です。ですから、相手を倒すための極意がそのまま治療にも応用できるのです。

 

 

殺法で考えてみましょう。もし、相手が私の腕をギュッと握ってきたら、私はそれに反応して、抵抗して逃げるか反撃にでると思います。逆に、何気なくソッと私の腕がを取られると、私は反応しないので、その後に技を掛けられると、あっという間にやられてしまいます。何をしたの???と頭は混乱した状態で、なすがままという感じです。私は、実際にこういう体験をしたことがあります。施術もこのような感じを目指しています。

 

 

技が上達する秘訣として、いかに脱力をするかというのは、活法に限らないと思います。しかし、脱力はただ力を抜けば良いわけではないでとっても難しい。脱力するには重力を感じる、とか色々とありますが、今回は型のお話。型は大切だけど、そこに意識が行き過ぎると(型にとらわれすぎると)、違う緊張を生み出してしまうこともあります。

 

 

例えば、相手の手首を取って技をかけようとした時に、ギュッと握るとうまくできない。人は親指と人差し指で握ることに慣れています。その方が力が入れやすいからです。では、小指を締めるように引っかけて、親指と人差し指は相手の手首に密着させるくらいので握ってみようとアドバイスがあります。これでうまくいく人もいるのですが、これでも人差し指に力が入ってしまう。

 

 

そうしたら、今度は人差し指は握らないで伸ばしたままやってみましょう、となります。そうするとうまくできるようになる。術者は脱力のために人差し指を伸ばしておけばいいのだと解釈する(我が入る)ことがあります。そのうち、人差し指をピンとしっかり伸ばすようになってしまい、逆に人差し指に緊張が入ってしまうことがあるのです。こういう例を、ここでは型にとらわれると言います。これは私も思い当たるところがたくさんあります。型の目的や意味をしっかりと理解しておきたいものです。

 

 

そして、超重要な心得が登場。極秘事項なので内容は伏せますが、ざっくりいうと、技をかける時のメリハリみたいなものですかね。この心得を意識して、相手に触れずに首の可動域を変えることができました。相手がとても素直な方だったこともあるかもしれませんが、これには私も相手もビックリ。名人や達人はこういうことを無意識におこなっているのでしょうね。この心得はすべての技で使えますから、最初は意識して、そして無意識にできるまでのレベルに昇華したいです。

 

・活法指圧

 

 

この心得を意識して指圧をします。やわらかいけど体の奥まで圧が入っていきコリも溶けような感じでほぐれていきます。私は全身指圧を行っていますが、活法指圧はここぞという時に使いたいと思いました。受けているときもとても気持ちよかったです。久しぶりに全身指圧を受けたくなりました。

 

 

・骨盤調整

 

 

ここからは、技の練習です。

 

師匠の骨盤調整の動画をリンクした過去のブログはこちら

 

私がこの技を習ったのが2011年。現場でたくさん使っているのて、何千回とやってきている技です。それでもまだまだ改良の余地があることがわかりました。ガックリしないこともないですが、それだけ奥が深いということでもあります。心得も意識しながら練習しました。

 

 

・背部の調整(上部胸椎、下部胸椎、腰椎)

 

脊柱調整する技はいつか知っておりますが、今回のは、簡単にできて、かつ気持ち良い技です。歪みがそれほどひどくない人はこれだけでOK。私が普段行っている全身マッサージの途中にも使うことができて、とても良いですね。

 

・骨盤と上体の捻れの調整

 

あちこち調子悪くて・・・という方にも使えます。前回の乱調の調整と組み合わせても良さそうです。活法は捻れの調整といっても、ねじれを無くそうとはしません。そういう考えが私は好きです。その人にあった適当なねじれもあるのです。それで動きや筋力の左右差が整います。

 

・脊柱起立筋の調整

 

 

これも気持ち良い技。ぱっと見ると軽いマッサージのよう。活法指圧の極意を適用することで、ただのマッサージではなくなります。

 

・肋骨の調整(3種)

 

 

活法のこの技は何に効果があるのか??と考えることがあるのですが、限定しすぎるとその技の限界を決めてしまいかねません。他の方からの報告で、こんな使い方があったのかと、ビックリすることはよくあります。今回のは、肋骨を上げる技です。実際に肋骨が上がっているかと言われるとよくわかりませんが、上げようと意識して調整すると、肩甲骨の内側のコリが楽になっかり、腕が動かしやすくなったり、呼吸が楽になったりします。

 

 

これで2回目の稽古は終了。

 

2018年3月2日 | カテゴリー : 活法, 航也 | 投稿者 : seabells-oiso