第38回不妊カウンセラー養成講座

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

不妊カウンセラー養成講座もこれで4回目となりました。

 

 

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以前は、講座の内容が難しくて分からないことも多かったのですが、

知識や経験を重ねてきたためか、理解度が上がってきたように思いました。

 

今回の講座のプログラムと簡単な感想です。

 

「不妊カップルの支援に必要な知識-その3:染色体と遺伝子について」

→着床前診断を理解する上で最低限の基礎知識をお勉強しました。

遺伝子関連のお話はなかなか難しいですが、遺伝子検査も普及しつつあるので、

個人的には改めて基礎から勉強したいと思いました。

 

「改めてCOH(排卵誘発法)-IUI(人工授精)の意義を考える」

→日本はARTが多すぎるとの提言。

こちらの病院は一般不妊治療でも、良い成績をだしておられました。

妊娠・出産するにあたって、まず女性の体を良い状態にすることがやはり大切だと思いました。

 

「子宮卵管造影検査からみえること」

→検査の意義や方法を再確認。

たくさんの画像を使って、読影のポイントを説明して頂きました。

 

「不妊カウンセラー/体外受精コーディネーターの役割と展望」

→不妊カウンセラーの資格をとるなら、どのような役割を求められているのかは知っておく必要があるでしょう。

 

「先輩不妊カウンセラー/体外受精コーディネーターに学ぶ」

・病院でカウンセラー
・培養士外来
・中医、漢方相談薬局薬剤師
・鍼灸師
・不妊相談センター

→各現場で活躍されている先輩方の紹介。

鍼灸師が紹介されたのは、不妊治療において鍼灸治療は無視できないほどの勢力であるということだと思います。

漢方の先生が、不妊カウンセラー学会で最新の生殖医療を学べたのは大変有益だったと述べられていたことが印象に残りました。

私も同じことを思っておりました。

 

「ZIKA Virus-不妊カップルは新しい感染症にどう対応すればいいのか」

→感染はブラジルだけではありません。

赤道直下の国(タイとかマレーシアなど)に旅行にいく方は、

厚生労働省厚生労働省検疫所のサイトを参考にして、

感染しない、日本に持ち込まないように気を付けましょう。

 

「カウンセリングの基礎3」

→九州大学の増田先生。話が上手でとても面白い。こういう先生に習いたい。

カウンセリングの難しさを改めて実感。

 

「PGS(着床前診断)とはなにか-生殖と遺伝から考える」

→日本ではまだ認められていませんが、近い将来認可されるでしょう。

価値観が問われますね。たくさん議論してほしいです。

 

「ストレスを緩和する鍼灸」

→原因不明の不妊の半分はストレスが関係あるという報告もあるらしい。

ストレスは避けられない。ストレスから逃げるのではなくどう反応するのか?

リラックスした体は重要。間違いなく鍼灸や整体マッサージは役に立ちますね。