碓井流活法 稽古日誌 第6回 2018/6

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

6回目の稽古です。

 

○今回習ったこと

  • 碓井流活法の心得 その6
  • 体の中心作り(自己調整法)
  • 肘・手首の牽引(湖底)
  • 膝・足首の牽引(湖底)
  • 腱の調整(母指の腱鞘炎)
  • 橈骨尺骨の調整(手首の腱鞘炎)
  • 筋肉潰し(手首の腱鞘炎)
  • 上腕二頭筋長頭の調整
  • 母指の牽引(母指の腱鞘炎)
  • 巻き込み(母指の腱鞘炎)
  • 顎関節の自己調整法
  • 上顎の調整

 

・碓井流活法の心得 その6

 

活法の得意分野に、「筋肉を調整する」ことがあります。私は活法を習う前から筋肉に着目して治療をしてきました。当院のWEBサイトのトップに「筋肉・筋膜」を治療のキーワードにあげています。

 

ですから、初めて活法を習ったときに、こんなに簡単に筋肉を調整できるのかと感動したものでした。しかし、筋肉調整術は、活法の一部であり、筋肉だけに意識を置かないほうが結果が良いという、とんでもな事実が明かされました。いままで習得してきた技に対してのイメージや意識を少し変えているところです。

 

「〇〇を意識すれば心が変わる。心が変われば、体が変わる。心と身体が変われば、神が変わる。これぞ、三位一体療法の真髄である。」

 

 

ここでいう神は、GODはない。日本古来のカミは、自然現象を人格化したもの。太陽や月や、風や雨や海や、大きな木や岩や、動植物も人間も、並み外れたものはみな、カミである、と昔の日本人は考えていました。

 

 

神道では「万物に神が宿る」という。概念的にはすべてのものに神様がいるのだ。すべての木にも、すべての石ころにも、そして我々にも神が宿っている。そして、珍しいものやすごいもの、重要なものは特別に「神様」と呼んで崇める。すべてのものには魂がある。そしてその魂こそが「神」である。

 

 

まだ、???のところもありますが、神、心、精神、魂などについてはもう少し考えていきたいと思います。

 

 

話は少し変わり、治療に対する考えについてです。師匠は、治療とは〇〇だと考えているとのこと。

 

 

塾長はこの考えに対して、腑に落ちないところがあると言っていました。私も同じです。しかし、塾長は、師匠の考えに反するのもどうかと考え直し、解釈(言葉)を変えて、師匠に確認したところ、OKを頂いたそうです。

 

 

あなたにとって治療とは??

 

 

プロフェッショナルとは?

 

 

「ケイスケ ホンダ」

 

 

じゃないけど、その辺もあまり真剣に考えたことがなかったので、師匠の考えを参考に、私なりの回答を導けたらと思います。

 

 

・体の中心作り(自己調整法)

 

 

自己調整法は、施術者が自分の体を整えるため調整法です。また、患者さんにご自宅で行ってもらうために指導することもあります。これを行うと体のバランスがよくなります。施術前に取り入れたいですね。

 

・肘・手首の牽引(湖底)

 

 

前回、突き指の調整で湖底という概念がでてきましたが、その肘・手首バージョンです。手首の持つ場所や持ち方に注意。手首を掴むときに、もじもじしてしまうので、1回でピタッと良い位置において、そのまま、スーと牽引したいところです。どの技にも通じることです

 

 

・膝・足首の牽引(湖底)

 

 

同じく湖底。これも足首の持つ場所や持ち方に注意。自分の大腿部を当てる位置で牽引のしやすさが変わります。手の力で牽引しないこと。意外と難しい。

 

 

・腱の調整(母指の腱鞘炎)

 

 

フィンケルシュタインテストで陽性のときに使用できます。腕撓骨筋の腱と思われます。ボジショニングが大切。腱を移動させぐらいの圧が必要です。

 

 

・橈骨尺骨の調整(手首の腱鞘炎)

 

 

前腕骨間膜の調整もしているのかなと推測します。

 

 

・筋肉潰し(手首の腱鞘炎)

 

 

前腕屈筋群の緊張を緩和させます。ボーリング教室に通っていて、手首や肘が痛い方がいるのだが、その方に使いたい。

 

 

・上腕二頭筋の調整

 

 

上腕二頭筋の緊張を緩和させます。私はこの技を受けてとても痛かったです。上腕二頭筋が張っていることに気づいていませんでした。

 

 

・母指の牽引(母指の腱鞘炎)

 

 

突き指と同じ方法です。指が滑るので注意。

 

 

・巻き込み(母指の腱鞘炎)

 

 

母指を小指に近づけるとき(対立運動)に痛みがある場合。たとえば、お茶わんをもつ動作などで痛む時。一瞬で終わる技。これで痛みが改善したら、神と呼ばれます。痛みがでている母指に触れないこともポイント。

 

 

・顎関節の自己調整

 

 

顎関節の方には、家でやってもらうようにします。痛い顎は動かさないで、違う場所を動かします。結果的に、口がしっかり開いてしまうという、これぞ、「THE 活法」ですね。

 

 

・上顎の調整

 

 

イビキや睡眠時無呼吸症候群にも有効です。首を調整します。調整する首のラインに注意。痛い技です!!でも遠慮してやってはいけません。

 

 

横浜・こどもの国でバター作り体験

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 院長の美波です。

 

 

最近、日曜日は家でのんびり過ごしたい、と思ってしまう今日この頃。しかし、子ども達は、お出かけしたいですよね〜。

 

 

パパは、「子ども達と遊べるのは今だけだよ〜、あと少ししたら、一緒に出かけてくれなくなるんだから」と言います。確かに!そうなんです。そんな日が来たら、寂しい!

 

 

行楽日和ですし、そんなわけで、今回は、今まで行った事がなかった横浜にある「子どもの国」に行ってきました。

 

 

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ここは、とにかくとっても広いです。

 

 

園内マップで、最初にプランを決めないといけませんね。

 

 

ミニSL、ボート、滑り台、ふわふわドーム、じゃぶじゃぶ池、サイクリングコース、遊具など様々な施設があります。

 

 

まず、我が家は、牧場方面へ向かいました。バター作り教室が、本日のお目当てです。当日、先着順なので、急いで行きました。12時からの部を申し込むことができました!

 

 

午前中は、子どもたちとパパは遊具で遊び、すでに体力消耗。私は、木陰で一休みあっかんべー

 

 

お弁当食べた後、バター作り教室です。「特別牛乳」という、厳しい条件をクリアした牛乳で作ります。(このあたりじゃ、ここでしか買えないらしい!)

 

 

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この牛乳を、ペットボトルに入れて、ひたすら、シェイク!振り振りします。この牛乳(ノンホモ)だから、作れるらしいです。

 

 

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振ること、10分。固まってきました!!家族順番にシェイクしました。

 

 

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最後にろ過して、出来上がりです。500mlの牛乳で、ちょこっとしか出来ないんですね冷や汗 (顔)

 

 

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出来上がったバターは、少しの塩を混ぜて、クラッカーにつけて頂きました。

 

 

うん、美味しい!

 

 

そして、この、特別牛乳を使ったソフトクリームも大人気。もちろん、頂きました。超濃厚。美味しかったです。

 

 

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ソフトクリームを食べた後は、サイクリングをしました。

 

 

娘と私は、2人乗り自転車に挑戦。息子とパパは、1人乗りです。全長1.6kmもあるそうで、森の中を走るのは、気持ち良かったですね。

 

 

息子もすっかり自転車に乗れるようになって、成長を感じますほっとした顔

 

 

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ほかにもいろいろな形の自転車もあり、子ども達は、おもしろ自転車に挑戦しました。1回10分間自由に乗れます。

 

 

気づけば16時を過ぎてしまいました。このあとに、町田リス園に行く予定でしたが今回は中止しました。

 

 

広いので、1日では、遊びきれませんね〜。また、来たいな〜なんてウィンク

 

 

碓井流活法 稽古日誌 第5回 2018/5

 

はりきゅうマッサージ シーベルズ大磯 代表の渡邉航也です。

 

5回目の稽古です。

 

・今回習ったこと

  • 碓井流活法の心得 その5
  • 下顎の調整
  • 下顎の導引
  • 下顎頭の調整
  • 頚の擦過
  • 顎関節の骨格調整
  • 顔面神経麻痺の調整
  • 耳凝りの調整
  • 突き指の調整
  • 突き指の牽引(湖底)
  • 突き指の骨格調

 

・碓井流活法の心得 その5

 

碓井流活法は、「三位一体療法」と言われています。3つの「しん」、すなわち「神」「心」「身」は、切っても切り離せない関係であり、活法はこれらを調和させる療法であると説明します。その結果「超自然体」となり、「何をやっても大丈夫」という理想の境地に達するのです。

 

 

こういった説明は以前から受けていましたが、漠然としているところでもあります。私はこれが「超自然体」だという体験はしていません。スポーツでいう「ゾーン」とか「フロー」なのか。仏教で言う涅槃(ニルヴァーナ)なのか・・・。それなら、一生無理!と思います。

 

 

今までは、「神」「心」「身」それぞれについてや、またはその関係についてもあまり深く考えことがなっかたのですが、最近は、このようなことを考えるようになっていました。ですから、今回の心得は、かなりタイムリーな話題でした。

 

 

身は、肉体ですから、分かりやすいと思うのです。例えば、足の小指を動かしてみてください、と言っても動かせない方はたくさんいます。動かせない小指は、物体としてはあります。本来動かせるものをコントーロルできないのですから、その方にとっては、ある意味存在しない、のと同じかもしれません。

 

 

タンスに足の小指をぶつければ、その時に限り強烈な存在感を発揮するでしょう。そもそも、タンスのかどに小指にぶつけしまうのも、その人にとって小指の存在がないからかもしれません。

 

 

フェルデンクライス・メソッドのトーマス・ハンナは、「人間が外側から、すなわち三人称の観点から観察された時、人間の体(body)という現象が知覚される。しかし、この同じ人間が自らの固有知覚という一人称の観点から観察される時、カテゴリーとして異なる現象、すなわち人間の身体(soma)が知覚される」と述べ、ソマティクスを「一人称の知覚で内側から捉えた“身体(soma)”を探求する分野」と定義しました。

 

 

外側から自分の身体を客観的に感じるのか、内側から自分の身体を感覚的に捉えているかの違いがソマティクスなのかそうで無いのかの大きな違いになります。「soma」とは、ギリシャ語で「身体」を意味しますが、英語の「body」とは違います。「body」は、死んでいる肉体も含みますが、「soma」は、「生き生きとした身体(living body)」とした意味で使われています。息をしている体とも言えるでしょう。

 

 

そして、神と心。英語だと、sprit、soul、heart、mindでそれぞれ考える必要がありそうです。精神をどう考えるかで、神にもなるし、心にもなる。活法では、心は精神となっているが、この場合でも、心=精神ではないようである。そして、精神は霊的なものと捉えるか、それとも、大脳皮質的なものと捉えるか。活法では、前者であるが、大脳皮質的な人間特有の考えを精神と捉えてもよさそうであり。

 

 

人間以外の動物に心はあるのか?私はあると思うが、はたして、精神はあるのだろうか。私のイメージでは、精神はない。でも霊はあると思う。

 

 

神を大きく捉えて、自然環境と捉えることもできる。人は環境に大きく影響を受けている。だから、患者さんの生活環境を知る必要がある。例えば、首を左側にむきにくい患者さんがいたとする。聞くと、ダイニングルームで右側を向いていつもテレビを見ているとのこと。席替えをしてもらい左を向いてテレビを見る位置にした。そうしたら、いつのまにか左側を向くことができるようになった、という事例もある。環境=神を変えたことで、その人の首の動きが変わったのである。

 

 

心とは何か。アドラー心理学と少し勉強していたときに、「心は言葉がつくるもの」と定義されていました。それ以上は説明できないのですが、言葉を発するのは、基本的には他者との関係があるからでしょう。患者さんの心に影響を及ぼすには、私の言葉はもちろんのこと、患者さん自身が発する言葉というものも意識する必要があるのかもしれない。

 

 

心についての別の解釈。自分が体験したことから、これは嬉しかった、これは嫌だった、などということを教訓的な物語にするという形で蓄えたもの。あるいはそれらがたくさん集まって、もう少し大きな物語になったもの、それが心だと言うのである。心は様々な体験の結果として後から生じてくるものなのだ 。

 

 

言霊という言葉もありますね。霊=神とすれば、言葉を通じて、神にも影響を及ぼすのかもしれません。

 

 

そして、超自然体をもう一度考えてみる。今まで超自然体とは、「何をやっても大丈夫」と習ってきました。でも、何をやっても大丈夫なんてことはない。今回はもう少し具体的な定義を教わりました。 実際は、超自然体な人は存在しないけれども、それに近づくためには、三位一体をしっかりと意識する必要がある。私も超自然体を目標に日頃の生活を行かなければならないと改めて思いました。

 

 

では、 自然体になるには具体的にはどのようにすれば良いのか。師匠も明確な答えを持っていない。師匠はすでに自然体になっているので、何も考えないでやればいいと言うが、それはとても難しい。毎日の生活を整えることが大切なのかなと思います。

 

 

超自然体の「超」とは、「メタ」と考えました。メタ認知のメタです。メタとは超えるという意味。ですから、超自然体は自然体を超える、という意味。 古代中国の哲学書「易経」の一節に「形而上(形を超えたもの)は、これを道(タオ)といい、形而下(形に支配されるもの)は、これを器という」。器は自然体。物質的なもの。「道」は、一言では言えませんが、真実、本質、理性、道徳、意識、生命、神などの意味をすべて含んでいるかんじです。

 

 

世界は2つに分けて考えることができ、そのうち、形を超えたものが「形而上」。たとえば心、観念、感情などは「形而上」に属します。そして、形を持つもの、つまり物質が「形而下」にあたります。

 

 

無形文化財とか無形固定資産という言葉がありますが、この「無形」は「形而上」とよく似た意味いえます。そういえば、活法は無形ともいいます。むむむ・・・

 

・下顎の調整

 

歯ぎしりとか梅干し顎に効果あり。梅干し顎って初めて聞きましたが、口を閉じるときに、「あごに梅干しみたいなシワ」です。これって、ふだん口呼吸で舌が下がっているために起こるという説明があります。無理に口を閉じようとすることで、口の周囲の口輪筋が緊張して、あごにふくらみやシワが発生するとのことです。

 

・下顎の導引

 

下顎を左右に動かしたときに痛みがあるときに使用します。顎が曲がっている人は結構多いので、出番が多そうです。

 

・下顎頭の調整

 

耳の穴に指を突っ込んで調整します。口を開けしめすると、骨が動くのが分かります。

 

・頚の擦過

 

口を開けて顎が痛い人に、首の後ろのスジをなでることで調整します。なでる方向も決まっています。なぜ?理屈はよくわかりません。

 

・顎関節の骨格調整

 

活法では、骨格を直接調整する技をあります。手のひらで下顎にグッとインパクトを与えます。

 

・顔面神経麻痺の調整

 

口の中に指を突っ込みます。かなり痛い技です。これは現場ではつかわないかな。口の中から、翼突筋を緩めているのだと思いますが、少し力を弱めれば顎の調整にも使えそうです。ちなみにほうれい線が薄まるとのこと。美容でつかえるかな。

 

・突発性難聴の調整

 

3つの技の複合技。肩こりにも使えます。というか、原因不明の耳鳴りは、肩こりが原因だと思います。

 

・耳コリの調整

 

耳にもコリができます。押すと意外と痛いです。ひどい肩こりにも有効。

 

・突き指の調整

 

やさしい調整です。

 

・突き指の牽引(湖底)

 

指を引っ張って調整しますが、引っ張り方がユニーク。これぞ活法!

 

・突き指の骨格調整

 

無理に鳴らそうとはしてはいけません

 

このあとは懇親会でした。楽しく飲みました。飲みすぎました・・・。

 

以上

湘南国際マラソン2018エントリー

 

こうや先生のつぶやき。

 

 

家族で湘南国際マラソン2018 に申し込んだ。

 

 

私と小1の息子は親子マラソン。

 

 

小5の娘は高学年の部(2km)。

 

 

妻は10km。

 

 

全員がエントリーできなければ、キャンセルしようかと思っていたが、運良く申し込めた。

 

 

私はフルじゃないから楽チン。芸能人は誰が来るかしら。

 

 

前回、妻と娘が親子マラソンを走った時は、千葉真子、はるな愛、ヒロミが来ていた。今回は誰が来るかしら?

 

 

家族みんなで、地元のイベントを楽しみたいと思います。