井穴刺絡療法
目次
1.井穴刺絡(せいけつしらく)療法とは
井穴刺絡療法は、医師・医学博士である故・浅見鉄男先生が東洋医学や良導絡の約40年の臨床研究から確立させた治療法です。「手足の指先にある『自律神経のスイッチ(ツボ)』を刺激することで、体全体のバランスを整え、人間が本来持っている治癒力を目覚めさせる治療法」と言えます。自律神経だけでなく、痛みの緩和や動きの改善をすることもできます。
故 浅見鉄男先生の井穴刺絡療法を普及させたいという熱意を受け継ぎ、現在は、福岡にあるぎんなん治療院の稲舛先生(私が卒業した専門学校の大先輩です)が、井穴刺絡という素晴らしい施術法を多くの方へ広く知って頂くために多くの動画をyoutubeで公開しております→こちらをタップ
ですから、私が井穴刺絡療法について文章で長々と説明するよりも、動画を見ていただく方が、「百聞は一見に如かず」で良いのではないかと思います。
2.井穴刺絡治療の実際
①井穴刺絡とは、手足の指先にある井穴(せいけつ)に刺針し、30~100滴の出血をさせます。
②出血した刺激により、自律神経および体性神経(運動神経、知覚神経)の異常興奮を抑制することが分かり、これにより症状が改善されます。
③井穴刺絡の立場から見ると、大半の病気は、脳・神経の異常により発生すると考えています。
①指先から出血させる様子を見てみましょう!
痛みはほとんどありません。まず30~40滴を出して、体に変化があるか確認します。
②自律神経の調整について
③井穴刺絡で良くなる症状を一部紹介
膝の痛み
胃腸の症状
副交感神経が優位なパターン(潰瘍性大腸炎や下痢など)と交感神経が優位なパターン(潰瘍性)があります。
帯状疱疹
多くの場合、最初にかゆみや皮膚の違和感、ピリピリとした軽い痛み、しびれを感じ始めます。その後2~7日にわたって、発疹が出てきます。できるだけ早く皮膚科や内科を受診しましょう。帯状疱疹の治療の中心は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。発疹(ほっしん)が出てから72時間以内に飲みはじめることが望ましいといわれています。
お薬を飲みながら、井穴刺絡療法を併用するのがベストです。もしくは、お薬の服用期間は1週間が標準ですので、飲み終わっても痛みが残る場合はすぐに治療院にいらしてください。帯状疱疹の施術は時間との勝負です。帯状疱疹後神経痛への移行を防ぐ効果が期待できます。
3.井穴刺絡療法の対応症状
井穴刺絡(せいけつしらく)療法の対象となる症状は驚くほど幅広く、「えっ、こんな症状にも効くの?」と驚かれることが多いのが特徴です。最初にお伝えしたように井穴刺絡の立場から見ると、大半の症状は、脳・神経の異常興奮により発生すると考えているからです
分かりやすいようにに病名をリストアップしておりますが、病気を治すものではなく、あくまで症状を改善させる施術方法であることをご了承ください。
- 頭・顔・感覚器の症状(目・耳・鼻・口)
頭・顔:頭痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、顔のピクつき(痙攣)、顎関節症
耳:耳鳴り、突発性難聴、メニエール病、中耳炎、耳の閉塞感(詰まった感じ)
目:ドライアイ、緑内障や白内障の進行予防・症状緩和、眼圧の上昇、涙目、飛蚊症
鼻・口:副鼻腔炎(蓄膿症)、慢性鼻炎、嗅覚障害、味覚障害、口内炎、歯槽膿漏、ドライマウス
- 首・肩・腰・手足の痛みやしびれ(整形外科的な症状)
首・肩・腕:寝違え、むち打ち症、頚椎症、テニス肘、野球肘、手根管症候群、腱鞘炎
背中・腰:背中の張り・痛み、椎間板ヘルニアによる痛み・しびれ、脊柱管狭窄症の症状緩和
足:股関節痛、こむら返り(足のつり)、痛風の痛み、足底腱膜炎(かかとの痛み)、捻挫の後遺症、外反母趾の痛み
- 内臓・消化器・呼吸器の不調
胃腸・消化器:逆流性食道炎、胸やけ、過敏性腸症候群(IBS)、潰瘍性大腸炎(症状の緩和)、慢性的な便秘・下痢、痔、胆のう炎、すい臓の不調
呼吸器:長引く咳、気管支炎、息苦しさ、過呼吸、睡眠時無呼吸症候群(症状の緩和)
循環器:不整脈、期外収縮、低血圧(朝起きられない)、手足の冷え、レイノー症候群
- 泌尿器・婦人科系の症状
泌尿器:過活動膀胱、頻尿、尿漏れ、夜間尿、慢性腎炎(機能維持のサポート)、前立腺肥大に伴う症状
婦人科系:月経前症候群(PMS)、重い生理痛、生理不順、更年期障害(のぼせ、多汗、イライラ、動悸)、つわり、逆子
- 皮膚・免疫・アレルギー症状
皮膚疾患:円形脱毛症、尋常性乾癬、大人ニキビ、肌荒れ、多汗症、しもやけ
アレルギー・免疫:気管支喘息、食物アレルギーによる不調、リウマチの痛み・腫れ、化学物質過敏症
4.再現性の高い治療法
井穴刺絡治療は名人芸ではありません。一定の訓練を積めば、鍼灸師であれば効果を出すことができます。なかなか改善しなかった痛みやつらい症状があれば、ぜひ井穴刺絡療法をお試しください。井穴刺絡療法を取り入れている治療院は全国にあります。大磯、横浜に通院できない方は、こちらのページの一番下をごらんください。
◆この記事を書いた人

20年以上、施術家として現場に立ち続け、患者さんの「もっと健康にもっと笑顔になりたい」という想いに真摯に応えてきました。
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