そして、整動鍼という素晴らしい技術も開発されて、いまや海外でセミナーを開催されるという破竹の勢いをもち、大きな組織へと変貌を遂げました。
整動協会という団体が立ち上がり、活法研究会はその中の一部となりました。技術的には、活法整体と整動鍼の二本柱となっていますが、会員のほとんどが鍼灸師ですから、まず整動鍼の技術を習得したいというのは自然な流れだと思います。
また、活法を習った鍼灸師のほとんどが整動鍼も習っていますので、最近のトレンドは、活法と整動鍼の技術をどう組み合わせたら現場では最適なのかということです。そして、会員の整動鍼の技術か上がってきて、現場では、活法を使わないで治療が終わってしまうという状況も起きています。
橋本先生は、碓氷流活法を受け継ぐものとして、活法の全貌を伝えていきたいという強い気持ちがあるとのことです。たしかに今の活法研究会では、それは難しいのかもしれません。
橋本先生が鍼灸師を対象にした整体セミナーを開催してくれたおかげで、活法と出会うことができました。活法セミナーは他にも団体がありますが、「鍼灸師が対象」と謳っていた活法研究会だから、参加したのだとも思います。そして整動鍼と出会い、素敵な仲間と出会うことができて、本当に感謝しています。
そして夜は宴会。
今年もクイズ大会に、そしてラジコン大会が開催されました。酔っ払ってよく覚えていませんが、活法の早押しクイズで正解できなかったことは、痛恨の極みです。
2日目です。昨年は、二日酔いが少しあって少々きつかった記憶があるのですが、今年はヘパリーゼがよく効いてくれました。
剣術の高無宝良先生(たかなし たから)を招いての講習がありました。整動協会の代表で、整動鍼の創始者である栗原先生が、高無宝良先生のセミナーに個人で参加して、ぜひみんなにも体験してもらいたいとのことで実現しました。
栗原先生のご推薦とあれば間違いはないでしょう。私もこの講習をとても楽しみしていました。
初めて、本物の刀を持たせて頂きました。室町時代のものでそうです。
個人的には、高無先生のガッチリと腹圧をかけたまま、なおかつ柔軟に動かせる胴体に触れたことが印象的でした。見た目は飄々とされているのだけれど、安定感抜群な感じが、魅力的でした。
午前中で講習は終わり。
お昼はみんなでたべましょう!とのことでしたが、私用により私はここでサヨナラ。伊東からのんびりと電車に揺られて、大磯まで帰りました。
2年続いた活法研究会の伊東合宿もこれで一区切り。少しさみしい感じもしましたが、参加した人たちにとっては、本当に楽しい記憶に残る合宿だったと思います。
来年は、整動協会が主催で合宿をします。どう変化するのか?今までは、合宿に参加するためには活法整体のセミナーを基礎編まで修了していることが条件でしたが、その条件がなくなります。整動協会の会員であれば、誰でも参加できることになります。きっとたくさんの方が参加されるでしょう。場所は、軽井沢が候補に上がっているようです。
新たな伝説が生まれそうな予感!!
参考:整動協会の副会長さんの合宿のレポートです。こちら。北海道から家族での参加でした。
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